Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
- 作者:Brian W. Fitzpatrick,Ben Collins-Sussman
- 発売日: 2013/07/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
昔ぱらっと読んだのを、最近思うところあって、読み返してみた。
所感
- 2013年なので、まぁまぁ古さも感じる。
- が、ぼくが知らないだけかもだけど、未だ類書にない魅力があるのも事実。
- 本書を貫くテーマはHRT(謙虚・尊敬・信頼)、本当に大事だと思う。
- ミッションステートみたいなのを掲げるの大事。
印象的なパラグラフ
2章 すばらしいチーム文化を作る
- 一流のアーキテクトと大量のプログラマを採用すれば、優れたプロダクトができると考えている人がいる。できなくもないかもしれないが、刺激を沢山与えてくれる優秀な人のいるチームでなければ楽しくないと思う。
5章 組織的操作の技法
- エンジニアとしては、何よりもプロダクトのローンチにエネルギーを注ぐべきだ。(略)リファクタリングなどに時間をかけたいと思うかもしれないが、半分以上の時間をこうした防御的な仕事に使っても全く評価されない
- 「攻撃的」な仕事と「防御的」な仕事、の話(完全に同意するわけではないが、この視点は大切だと思う)
- ぼくたちは、技術的負債がどれだけあっても、防御的な仕事に時間や労力の1/3~1/2をかけないというルールをつくっている。それ以上は政治的自殺行為につながるからだ。
- 3つの箇条書きと行動要請には、問題について説明する(最大)3つの箇条書きと1つ(1つだけ)の行動要請が含まれる。以上だ。
- 自分から会社を辞めたり、解雇されるのを待ったりするという話は、仕事が気に入らなければ履歴書を持って外へ出ろという意味ではない。最初にやらなければいけないのは、仕事を達成するために何かを変えることだ。
6章 ユーザーも人間
- Googleには有名なモットーが存在する
- ユーザーに集中すれば、他のことはすべてついてくる