ビットの海

ゆるふわソフトウェアエンジニアしゃぜのブログ

リクルートの根雪モデルについてのメモ

要するに

リピートを獲得して売上を増やしていく。今の言葉で言えば、小さいCPA(一定のCPA)でLTVを大きくする話。

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12年に2億円、14年に15億円、15年に40億円、16年に21億円という巨額の資金調達を行い、この資金を使ってテレビCMやソフトウェア開発およびサプライチェーンに投資。累積赤字47億円に達した後、大きな事業構築を実現していくのだが、経営者としてこの大きな決断は、リクルートに勤めていた友人の何気ないこんな一言が背中を押した。

ラクスルのモデルは、リクルートでいう『根雪モデル』だよね」

この言葉で事業構造と戦略が見えたという。それまで松本が悩んでいたのは、投資を一回かけただけだと、コストの回収に時間がかかることだった。だが、根雪のように顧客がきちんと積み重なって、長くラクスルを利用してもらえる計算がたてば、事業は拡大できる。

66歳と33歳 ふたりの起業家が挑む「次の当たり前」 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

 出木場氏はこの戦略を3つの骨子で説明した。すなわち「ネットの訪問者数を増やす。リピート率を高める。商品の最適化を図る」。するとこんな声が上がったという。「それじゃあ、町のスーパーの戦略と変わらないじゃないか」

 出木場氏は次のように話す。

 「確かにその通りですが、逆にそれのどこがいけないのか、ということなんです。半年前に利用してくれたユーザーの半数が次の年にも利用してくれることがユーザーの調査データで分かっている。つまり、このビジネスはお金を生み出す財産であるユーザーが、雪国の根雪のように毎年積もっていくという特徴を持っていたのです」

「最強の営業組織リクルート」はいかにしてネットメディアと向き合ったか(3/4 ページ) - ITmedia エグゼクティブ

★客数の伸びの構造 ・新規・・・増えもしないし減りもしない。一定の比率で有り続ける。 ・リピーター・・・繁盛店のリピーターは根雪のように積み重なっている。

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